昨日はポカポカ陽気に誘われて、価格が下がってからと我慢していたガソリンを入れて、ドライブがてら車で約40分の山口まで花見にでかけた。
新聞に7分咲きと出ていた香山公園は、桜の木はそれほどないが瑠璃光寺の五重塔があるから、平日の午前中にも係わらずカメラ片手の人達で賑わっていた。
国宝に指定されている五重塔は、室町時代の嘉吉2年(1442年)頃の建立との事で、何時見ても本当に美しい建造物だ。
この塔は毛利氏が萩に移そうとしたのを、住民の嘆願により山口に残ったとのことだが、大内文化の象徴だから山口で良かったのだろう。
この辺のいきさつについては、紙芝居「五重塔はかくして残った」が面白い。
ブログ気持玉
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この記事へのコメント
かんちゃん
トラキチ
オープンガーデンも始まるし、田舎でもなんやかやとウロウロさせてくれますね。
冬の月
五重の塔の紙芝居、拝見しました。町奉行の役人の嘆願が聞き入れられたいきさつ、勉強になりました。ありがとうございます。
司馬遼太郎の言う「大内文化」、興味が出て来ました。まずは『街道を行く』を手に取ってみようと思います。
トラキチ
この塔も一度見て下さい、本当に惚れ惚れします。
『街道を行く』は未だ読んでいませんが、司馬遼太郎の小説は始めは教科書を読んでるようだけど、読み進むに従いグングン引きこまれますね。